前回「3DCGな文字を作る@サイトで使える3DCGを作る」の続きです。
さて今回は「サイトで使える3DCGの作り方、3DCGでの簡単な動画作り方」を紹介していきます。
↑今回はこんなやつを作っていきます。めっちゃ簡単です。
なお、前回の記事で作ったものをそのまま使います。
オブジェクトを動かす
準備
さて今回は動画なので”動き”が必要です。
まずはこのタイムライン
まだ何もありませんね?
ここに「このオブジェクトはこの時間ではこの位置にいるよ」といったような情報を追加します。
これを”キーフレーム”と言いますので覚えておいてください。
まず今の位置が1になっていることを確認してください。
オブジェクトを移動する
まずは移動させたいオブジェクトを選択してください。
するとそのオブジェクトの現在の状態(位置、回転など)が表示されると思います。
では今の位置「1」にこの位置を保存します。
今回は位置の移動なので位置の上(x,y,z どれかの値の上)で 右クリック → キーフレームの挿入 を選択します。
すると入力フォームの色が黄色になり、下のタイムラインに黄色の線が追加されたかと思います。
これで「1」の位置へキーフレームの追加が出来ました。
では今度はタイムラインを「60」へと移動させます。
すると先ほど黄色に表示されていたところは緑になっているかと思います。
これは「このタイミングにキーフレームがないよ」という意味です。
ではこの「60」の位置にキーフレームを追加します。
オブジェクトを好きな位置へ移動させ、先ほど同様 右クリック → キーフレームの挿入 を行ってみてください。
するとタイムライン上にまた黄色の線が出来ましたね?
はい。これで移動アニメーションは完成です。
マウスで時間を移動させたり、再生ボタンを押せば動くのが分かると思います。
動画を出力する
さて、では動画にしていきます。
まず今回は0-60までのアニメを作ったのでタイムライン上の終了を60にします。
そして、左のプロパティ → レンダー → 出力 から動画を選びます。
出力タブの下にあるファイル名を入力する所をしっかり入力しないとファイルの場所が分からなくなるよ
(デフォルトは当方の環境だとなぜか C:/tmp になってます )
ではレンダーしていきます。
画像をレンダリングするときはF12だけでしたが、動画をレンダリングするときは Ctrl+F12 を押します。
しばらく待ち、すべてのフレームのレンダリングが終わると動画ファイルが出来ています。
お疲れさまでした^^
では次回はもうちょっと凝ったものを作っていこうと思います~
次:光源を用いていい感じの3DCG (準備中)
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